今さら説明するまでもありませんが有酸素運動とは

有酸素運動は、酸素をエネルギー源として脂肪を燃焼させる運動になります。

ちなみに筋トレ等の無酸素運動は筋肉に蓄積してある糖質を燃焼させる運動になります。

このような運動は、有酸素と無酸素の両方の要素を持ち合わせており、例えば軽いジョギングやウォーキングは有酸素運動ですが、全速力で走る運動は、無酸素運動になります。
脂肪は酸素をエネルギーとして燃えることから、有酸素運動によって酸素を取り入れて、その取り入れた酸素で体内の脂肪を燃焼させることになります。

有酸素運動を20分以上しないと効果が無いと言われていますが、実際には20分以下でも効果はあります。
ただ、このような運動は継続して行わないと効果がありませんので、そういう意味では20~30分位行った方が良いと思います。
30分続けて有酸素運動をするのがきつければ、15分を2回に分けたり、10分を3回に分けて行っても問題ありません。

目標心拍数

ダイエットをするために有酸素運動をする場合に大事な事は、心拍数になります。
心拍数が増えれば、それだけ負荷のかかる運動なりますので、有酸素運動よりも無酸素運動になってしまう場合があります。

では、どれ位の心拍数で行えば良いのかは、とりあえず計算で求めることが出来ます。
それが目標心拍数と呼ばれるもので、下記のように計算します。

最大心拍数=(220 - 年齢)
目標心拍数=(最大心拍数 - 安静時心拍数)× 運動強度 + 安静時心拍数

運動強度については、60~70%程度と言われておりますが、個人、年齢で変動します。
最初は、60%から始めて、効果の無いようなら調整するのが良いと思います。

この計算式は、あくまでも目安、推測ですので、この心拍数通りに運動すれば効果があるとは限りませんのでご注意下さい。
ただ、適当に始めるよりは、ある程度の数値を元に運動した方が、自分が痩せられる速度を早く探すことができると思います。
目標心拍数から始めたとしても、すぐに結果は出ないと思いますので、暫く様子をみて続けて頂ければと思います。

そう考えると、通常時や運動時の心拍数を計る必要がありますが、心拍数が計れる時計も安く販売しておりますので、それを購入するのも良いのではないでしょうか?